CASIOのMQ-24の電池交換は店か自力か?手順と料金
こんにちは。ザ・楽しんで選ぶ腕時計ラボ、運営者の「ukichi」です。
CASIOの「MQ-24」は、軽くてシンプルで使いやすい定番のチープカシオです。ただ、長く使っていると、いずれ電池切れで止まってしまうことがあります。
MQ-24の電池交換を考えたときに迷いやすいのは、「お店に頼むべきか」「自分で交換してもよいのか」「電池交換代を出すなら買い替えた方がよいのか」という点だと思います。
結論から言うと、失敗したくないなら時計店に依頼する方が安心です。一方で、作業リスクを理解したうえで費用を抑えたい場合は、自分で電池交換する選択肢もあります。ただし、裏蓋を開ける作業は、メーカー保証や防水性能を損なう可能性があります。また、作業方法によっては内部部品を傷つけるおそれもあります。
この記事では、CASIO MQ-24の電池交換について、お店に頼む場合の料金感、自分で交換する場合の注意点、電池の型番、裏蓋が閉まらないときの判断、買い替えとの比較まで整理します。
(チープカシオは、CASIO公式では『CASIO CLASSIC』と呼ばれています。)
- MQ-24の電池交換を店に頼む場合の料金感
- 自分で電池交換する場合の費用とリスク
- MQ-24に使う電池型番と必要な道具
- 電池交換か買い替えかを判断するポイント
CASIO MQ-24の電池交換は店か自分かで判断が変わる
MQ-24の電池交換は、作業だけを見れば比較的シンプルな部類です。ただし、時計の裏蓋を開ける以上、傷・部品破損・防水性能への影響といったリスクはあります。
そのため、最初に考えたいのは「作業できるかどうか」よりも、失敗したときのリスクを受け入れられるかどうかです。
MQ-24は本体価格が手頃なため、電池交換費用が本体価格に近くなることもあります。ここが、この時計の電池交換で迷いやすいポイントです。
店に依頼する場合の料金は店舗によって差がある
時計店や修理店にMQ-24の電池交換を依頼する場合、料金は店舗によって変わります。一般的には1,000円台からのことが多いですが、商業施設内の修理店やサービス内容によっては、もう少し高くなる場合もあります。
僕自身の体験では、同じMQ-24系の電池交換でも、商店街の時計店、家電量販店の時計修理コーナー、商業施設内の時計修理店で、料金と対応にかなり差がありました。
| 依頼先 | 料金 | 作業時間・印象 |
|---|---|---|
| 商店街の時計店 | 900円(税込) | 約3分で作業完了。作業が見え、パッキンへのグリス塗布も確認できた |
| 家電量販店の時計修理コーナー | 1,650円(税込) | 30分預かり。接客が安定していて、レシートとクレジットカード控えも受け取れた |
| 商業施設内の時計修理店 | 2,200円(税込) | 30分預かり。QRコード決済に対応していて、館内で待ちやすい |
このように、同じMQ-24の電池交換でも、僕が確認した範囲では税込900円、税込1,650円、税込2,200円と差がありました。料金だけでなく、作業時間、支払い方法、レシートや控えの有無、待ち時間の過ごしやすさなども店舗によって違います。
なお、作業が見えるかどうかは、店舗の構造や待ち方によっても変わります。今回は、僕がMQ-24の電池交換を依頼したときに確認できた範囲を、判断材料として整理しています。
「安く済ませたい」だけで考えると自分で交換したくなりますが、「失敗したくない」「防水性やパッキンの扱いも含めて任せたい」という場合は、店舗に頼む価値があります。
店に頼む判断が向いている人
- 時計本体に傷をつけたくない
- 裏蓋を開ける作業に不安がある
- 防水性能への影響が気になる
- 多少費用がかかっても安心感を優先したい
自分で交換する場合は安いがリスクもある
自分でMQ-24の電池交換をする場合、すでに工具があるなら、主な費用は電池代だけです。ボタン電池は数百円程度で購入できることが多く、店舗に依頼するより費用を抑えやすくなります。
ただし、自分で作業する場合は、以下のようなリスクがあります。
- 裏蓋や時計本体に傷がつく
- 内部のコイルなどを傷つけて動かなくなる
- パッキンがずれて防水性能が落ちる
- 裏蓋がうまく閉まらない
- 工具を買うと、結果的に店に頼むより高くなる場合がある
特に注意したいのは、時計の中にある細い銅線のような部品です。ここを工具で傷つけると、電池を入れても時計が動かなくなる可能性があります。
自分で交換する前に確認したいこと
裏蓋を開ける作業は、メーカー保証や防水性能を損なう可能性があります。また、作業方法によっては内部部品を傷つけるおそれもあります。自分で交換する場合は、失敗したときのリスクも含めて判断してください。
MQ-24の電池型番はSR626SWを確認する
MQ-24の電池交換でまず確認したいのが、電池の型番です。
MQ-24に使われる電池は、基本的には「SR626SW」です。互換表記として、377やV377と表示されることもあります。
ただし、100均や販売店のボタン電池売り場では、末尾の「SW」まで書かれずに、SR626とだけ表記されている商品もあります。
この場合、SR626と書かれているから使えないと考えるより、パッケージに377・V377・SR626SW相当・アナログ時計用などの表記があるかを確認すると判断しやすいです。
SR626SW・SR626W・SR626の違いに注意
SR626SWは、MQ-24で使われる指定電池です。SR626Wは同じサイズの酸化銀電池ですが、用途や電流の考え方が少し異なります。また、SR626とだけ書かれている商品は、売り場では省略表記として使われている場合があります。
MQ-24では、基本的に指定電池であるSR626SWを選ぶのが安心です。100均などでSR626表記の商品を選ぶ場合も、パッケージに377・V377・SR626SW相当・アナログ時計用などの表記があるか確認してから購入するとよいでしょう。
僕自身は、電池型番が気になるタイプなので、MQ-24の電池交換ではSR626SWと明記された電池を選びました。ただ、100均で売られているSR626電池でも、377やV377などの相当品表記があるものは、MQ-24で使える可能性が高いと考えられます。
ただし、パッケージ表記や商品仕様は変わる可能性があります。確実性を優先するなら、時計に入っていた電池の表記を確認したうえで、SR626SWまたは377相当と分かる酸化銀電池を選ぶのが安心です。
必要な道具はこじ開け工具とピンセットが基本
MQ-24は、裏蓋をパカッと外す「はめ込み式」の裏蓋です。スクリュー式のように回して開けるタイプではありません。
自分で作業する場合は、最低限以下のような道具を用意しておくと作業しやすくなります。
- こじ開け工具:裏蓋のすき間に差し込んで開けるための工具
- ピンセット:小さな電池を扱うためのもの
- 柔らかい布:時計本体や作業台を傷つけにくくするためのもの
- 必要に応じて指サック:指の皮脂や汚れを電池や内部部品につけにくくするためのもの
ピンセットは金属製でも作業できますが、電池や内部部品に触れる場合は、ショートや傷を避けるためにプラスチック製のピンセットを使うとより安心です。
指サックは必須ではありませんが、電池や内部部品に皮脂や汚れをつけにくくするための補助になります。使わない場合でも、作業前に手をきれいにしておき、内部部品にはできるだけ直接触れないようにしましょう。
道具を使うときは、電池だけを扱うつもりで、周囲の細かな部品に工具を当てないことが大切です。特に、時計内部のコイルや金具は傷つけると時計が動かなくなる可能性があります。
カッターやハサミで無理に開けない
カッターやハサミをこじ開け工具の代わりに使うと、刃先が滑って時計本体を傷つけたり、手を切ったりするおそれがあります。専用工具、またはそれに近い安全な工具を使う方が安心です。
自分で交換する場合の基本手順
MQ-24の電池交換を自分でする場合、作業の流れはおおよそ以下のようになります。
- 柔らかい布の上に時計を置く
- 裏蓋のすき間にこじ開け工具を差し込む
- 少しずつ力をかけて裏蓋を外す
- 古い電池の向きと型番を確認する
- 電池を押さえている金具を慎重にずらす
- 古い電池を取り出し、新しいSR626SWを入れる
- 秒針が動くか確認する
- パッキンの位置を確認して裏蓋を閉める
作業自体は複雑ではありませんが、細かい部分に注意が必要です。特に、電池の近くにあるコイルには触れないようにしてください。
コイルにはできるだけ触れない
時計内部には、細い銅線が巻かれたコイルがあります。ここを工具やピンセットで傷つけると、時計が動かなくなる可能性があります。電池だけを扱うつもりで、周囲の部品にはできるだけ触れないように作業しましょう。
裏蓋が閉まらないときは無理に押し込まない
自分で電池交換をしたときに、意外と困りやすいのが「裏蓋が閉まらない」トラブルです。
電池交換そのものはできても、最後に裏蓋を戻せずに止まってしまうことがあります。MQ-24のようなはめ込み式の裏蓋は、手の力だけでは閉めにくい場合があります。
裏蓋が閉まらないときは、まず以下を確認します。
- 黒いゴム製のパッキンがずれていないか
- 裏蓋の向きが合っているか
- リューズ側の切り欠きが正しい位置にあるか
- 裏蓋と時計本体の間にゴミやズレがないか
それでも閉まらない場合は、無理に体重をかけて押し込まない方が安全です。風防、つまり文字盤を覆う透明な部分が割れたり、時計本体がゆがんだりする可能性があります。
どうしても閉まらない場合は、裏蓋閉め器のような専用工具を使うか、時計店に持ち込むのが現実的です。ここで無理をしないことも、自分で作業するうえでは大事な判断です。
自分で交換するなら途中でやめる判断も必要
自分で電池交換をしていると、裏蓋が開かない、電池が外れない、裏蓋が閉まらないなど、途中で詰まることがあります。
このときに無理をすると、時計本体に深い傷が入ったり、内部部品を壊したりする可能性があります。
特にMQ-24は本体価格が手頃なので、「少しくらい力を入れてもいいか」と思ってしまうかもしれません。ただ、工具が滑って風防や時計本体を傷つけると、電池交換どころではなくなります。
自分で交換する場合でも、以下のような状態になったら一度止める方が安心です。
- 工具がうまく入らない
- 力を入れないと裏蓋が開きそうにない
- 電池を押さえる金具の動きが分からない
- 裏蓋が何度やっても閉まらない
- 内部部品に工具が当たりそうになる
「ここから先は危ないかも」と感じたら、無理に続けず、時計店に持ち込むのが安全です。一方で、もともと失敗したら買い替えるつもりで試している場合は、作業を続ける判断もあります。ただし、工具が滑ると手を傷つける可能性もあるため、力まかせに作業しないことは大切です。
MQ-24の電池交換で後悔しないための判断材料
MQ-24の電池交換は、単に「安く済ませるかどうか」だけでは決めにくい部分があります。
本体価格が手頃な時計だからこそ、電池交換代・工具代・作業リスク・時計への愛着を合わせて考える必要があります。
電池交換代が本体価格に近い場合は買い替えも選択肢
MQ-24は、販売店や時期にもよりますが、比較的手頃な価格で購入しやすいモデルです。そのため、店舗での電池交換代が本体価格に近くなることがあります。
ただし、ここで注意したいのは、購入時の価格と現在の価格が同じとは限らないことです。チープカシオは手頃な価格帯の時計ですが、販売店や時期によって価格が変わるため、買ったときより高くなっている場合もあります。
たとえば、電池交換に1,500円前後かかる場合でも、現在のMQ-24がそれより少し高い程度なら「新品に買い替える」という判断もしやすいです。一方で、買ったときより価格が上がっていて、同じモデルを買い直すのに抵抗があるなら、電池交換して今の時計を使い続ける意味も出てきます。
そのため、電池交換か買い替えかで迷ったときは、まず以下の3つを確認しておくと判断しやすくなります。
- 近くの時計店で電池交換するといくらかかるか?
- 現在のMQ-24の新品価格はいくらか?
- 同じモデルを今の価格で買い直したいと思えるか?
特に、今使っているMQ-24に傷が多い、ベルトが劣化している、風防の傷が気になる、といった場合は、新品価格を確認したうえで買い替えを検討するのも自然です。逆に、今の価格で買い直すほどではないと感じるなら、電池交換して使い続ける方が納得しやすい場合もあります。
| 判断 | 向いている状況 |
|---|---|
| 店で電池交換 | 今の時計を傷つけずに使い続けたい。作業リスクを避けたい |
| 自分で電池交換 | 費用を抑えたい。工具があり、失敗リスクも理解している |
| 新品へ買い替え | 本体の傷やベルト劣化が気になる。現在の新品価格にも納得できる |
MQ-24の場合、電池交換と買い替えのどちらが正解というより、電池交換代・現在の新品価格・今の時計への愛着を並べて考えると判断しやすくなります。
汚れやベルト劣化があるなら買い替えも判断しやすい
電池交換をするか迷ったときは、時計本体の状態もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。
MQ-24はシンプルで使いやすい時計ですが、樹脂製の時計本体やベルトには、皮脂汚れや細かな傷がつきやすいです。電池だけでなく、ベルトの劣化や風防の傷が気になる場合は、電池交換より買い替えを選んだ方が満足しやすいこともあります。
- 柔らかい布で時計本体を拭いても汚れが目立つ
- ベルトの裏側の汚れや劣化が気になる
- 風防の傷が多く、時間が見づらい
- 電池交換代を出すなら新品の方がよいと感じる
一方で、時計本体には大きな不満がなく、ベルトの劣化だけが気になる場合は、ベルト交換して使い続ける選択肢もあります。電池交換とベルト交換の両方に費用や手間がかかるため、新品価格と比べながら判断するとよいでしょう。
逆に、軽く拭くだけでまだ気持ちよく使えそうなら、電池交換して使い続ける意味はあります。電池交換のタイミングは、今のMQ-24を続けて使うか、ベルト交換して延命するか、新品に買い替えるかを見直すきっかけにもなります。
今のMQ-24に愛着があるなら電池交換する意味はある
価格だけで考えると、MQ-24は買い替えやすい時計です。ただ、長く使った時計には、その人なりの愛着が残ります。
軽くて邪魔にならない、服に合わせやすい、いつもの感覚で使える。そういう理由で、同じMQ-24を使い続けたい人もいるはずです。
また、その時計を着けていた時期や、出かけた場所、仕事や日常で使っていた記憶がある場合は、単に「同じモデルを買い直せばよい」とは考えにくいこともあります。
その場合は、電池交換する意味があります。たとえ本体価格に近い費用がかかったとしても、「今使っている個体をそのまま使い続けたい」という気持ちは、十分に判断材料になります。
腕時計は、価格だけで価値が決まるものではありません。特にMQ-24のような日常使いの時計は、軽さや見慣れた感じ、使ってきた時間も含めて、使い続ける理由になると思います。
CASIO MQ-24の電池交換は費用とリスクで最終判断する
CASIO MQ-24の電池交換は、店に頼む方法と自分で交換する方法のどちらにもメリットがあります。
店に頼む場合は、費用はかかりますが、作業を任せられる安心感があります。特に、防水性能やパッキンの扱い、裏蓋の閉め込みに不安がある場合は、時計店に依頼する方が無難です。
一方で、自分で交換する場合は、電池代だけで済む可能性があり、費用を抑えやすいです。ただし、裏蓋を開ける作業は、メーカー保証や防水性能を損なう可能性があります。また、作業方法によっては内部部品を傷つけるおそれもあります。
最終的には、以下のように考えると判断しやすいです。
MQ-24の電池交換の判断目安
- 失敗したくない:時計店に依頼する
- 費用を抑えたい:リスクを理解したうえで自分で交換する
- 本体の傷やベルト劣化が気になる:現在の新品価格を確認したうえで買い替えも検討する
- 今の個体に愛着がある:費用がかかっても電池交換する意味はある
MQ-24は、安いから雑に扱ってよい時計というより、気軽に使えるからこそ、自分の使い方に合わせて判断しやすい時計です。
電池交換代が気になる場合は、まず近くの時計店や家電量販店の時計修理コーナーで料金を確認してみると判断しやすくなります。僕がMQ-24で確認した範囲でも、税込900円、税込1,650円、税込2,200円と差がありました。あわせて、現在のMQ-24の価格や在庫も確認しておくと、「交換するか」「買い替えるか」を比較しやすいです。
無理に自分で作業する必要はありませんし、必ず買い替える必要もありません。今の時計への愛着、作業への不安、電池交換代、現在の新品価格を並べて、自分にとって納得しやすい方法を選ぶのがよいと思います。
